2016年11月15日-16日、ASOCIO ICTサミット2016が、「Accelerate Digital Transformation through Leveraging ASEAN Economic Community Opportunities」をテーマに、ミャンマーのヤンゴンにあるノボテルヤンゴンマックスホテルで開催されました。
本サミットには、現地IT企業やASOCIO加盟各国から300人ほどが参加し、日本からも24名が参加、現地メディアからの注目も集めました。
ASOCIOサミットでは、ミャンマーコンピューター連盟（MCF）会長、アジア・オセアニアコンピュータ産業機構（ASOCIO）会長、ミャンマー運輸通信大臣、世界ITサービス産業機構（WITSA）会長らによる開会挨拶が行われ、その後、MCF前会長のMr.Thein Ooによる基調講演で開幕、そのあと2日間にわたって8つの講演やパネルディスカッションが行われました。
講演やパネルディスカッションでは、各国のIT政策やビジョン、ASEAN経済共同体におけるeコマース連携の可能性や人材問題、女性の活躍、スマートシティなど多岐に渡るテーマが取り上げられ、活発な意見交換がなされました。
「ASEAN経済共同体の統合を加速するASOCIOの挑戦的役割」と題した講演のフォローパネルディスカッションでは、日本からNRIの郡山さんが登壇、タイとミャンマーの代表者と意見を交わしました。
また、11月15日夜に開かれたガラディナーでは、ASOCIO ICT Award 2016の表彰が行われ、11のIT企業と6のユーザ企業、7の政府機関が表彰されました。日本からは富士通エフ・アイ・ピーとNECネクサソリューションズが、ASOCIO Outsourcing ICT Company Awardを受賞、記念のトロフィーが授与されました。
11月16日夜には、ASOCIO参加者のためのフェアウェル・ディナーが開催され、すっかり顔見知りになった各国メンバーと懇親を深め合いました。