コラムと事例 -Column & Case Study-

職業に対する意識もお国柄が!

(2012/07/20)

職業に対する意識もお国柄が!

 金融機関プロジェクトでお客様のロンドンオフィスで仕事をしていた時のこと、ある朝融資事務の部門へ出勤するとオフィスに新しい女性社員が配属されていました。 どこかで見たことのある顔だと思って周囲の人に話しを聞くと、「ああ、彼女先週までxxってスーパー(オフィスの近くで、しばしば昼食を買いに行くところだった)のレジで働いていた」とのこと。暫く経ったある日、定時後にふと気づくと彼女の姿はオフィスになく、机の上には処理しかけの書類が残ったまま.. ええっ!金融機関の職員って日本じゃもっとちゃんとしたイメージだったのに! 事務職員の場合、欧米ではキーパンチャー的な役割だけで採用になることも少なくありません。そんな場合、往々にしてプロ意識もなく、就業時刻の終わりが仕事の終わりという認識の人がいるのも事実です。彼女の場合、流石に書類を出しっぱなしは問題ありということでスーパーバイザから厳重注意を受け、帰宅時の書類放置はその後なくなりましたが、相変わらず定時にはさっさと帰っていく始末です。

 事務職員の場合、欧米ではキーパンチャー的な役割だけで採用になることも少なくありません。そんな場合、往々にしてプロ意識もなく、就業時刻の終わりが仕事の終わりという認識の人がいるのも事実です。彼女の場合、流石に書類を出しっぱなしは問題ありということでスーパーバイザから厳重注意を受け、帰宅時の書類放置はその後なくなりましたが、相変わらず定時にはさっさと帰っていく始末です。