第2回グローバルビジネス部会開催報告
アフリカ発のイノベーション！
(2013/10/04)
アフリカのICT普及状況は？
7月29日、JISA会議室でグローバルビジネス部会（部会長：大須賀正之（株）CAC監査役）が開催されました。参加者は34名でした。
まず部会長挨拶の後、参加委員からの自己紹介が行われ、その後、部会の運営方針及びワーキンググループ等（以下WG）の設置について、事務局より説明を行いました。設置されるWGは、当面の間、企画・運営、インド、中国、ベトナムの４つです。基本的には、部会開催前のアンケートで希望のあったWGで活動に参加して頂くこととしました。
なお、企画・運営については、テーマ別、課題別のタスクフォースや勉強会の運営についても検討することとし、各WGの活動結果はグローバル化支援サイトで幅広く共有していく予定です。
また、この後、公益社団法人 青年海外協力協会（テラインターナショナル（株）代表取締役）宮本一成理事による「海外青年協力隊のスキームを活用したグローバル人材育成」、国際協力事業団(JICA）経済基盤開発部 計画・調整課 兼運輸交通・情報通信第二課 竹内友成主任調査役による「今、途上国のICT分野で何が起こっているか」をテーマとした講演が行われました。
竹内さんのお話では、アフリカでの携帯電話普及がすごいこと、ルワンダではJICAが支援したプロジェクトが進行していること、ケニアでのモバイルバンキングシステムM-PESAが携帯電話のSMSを利用してできていること、それに代表されるように先進国からシステムを持ち込むのではなく、途上国の実情にあった形で途上国発のイノベーションが起きており、先進国側はそれを支援すること（ICT4D)が大切になっていることなどが紹介されました。