タイへ行ってきましたっ ! その3
日経コンピュータ主催 アジアICTカンファレンス in Bangkok
(2013/10/16)
日経コンピュータ主催カンファレンスの受付に並ぶ日系現地法人の方々
今回のバンコクでは、JISAと日経コンピュータの連携企画がありました。
といっても、企画・主催ともほぼ全面的に日経コンピュータが実施したものですが。。。
JISAはASOCIOサミットとAsiaソフトウェアExpoとの一体運営、現地との連携の仕方、などをアドバイス、提案させて頂きました。
今回は、NTTデータさんや富士通さんが、スポンサーとなり、日経コンピュータさんが現地日系法人の方々に参加を呼びかけ、セミナーとネットワーキングレセプションが開催されました。
私もちょっとだけ様子をのぞいてみました。チュラロンコン大学の藤岡先生という方が話した内容が印象深かったです。
藤岡氏の講演によれ「新興国には先進国と違って統計上現れてこない”グレー”な経済があって、それを加味すればバンコク経済圏は、先進国経済と
まったく遜色ないこと、タイはカンボジア、ミャンマー、ラオスなどと地続きであり、島が独立しているインドネシアとは経済の拡がりや発展可能性を別次元で
捉えていく必要があること」が紹介されていました。
インドネシアは人口2億ということで注目をあびており、タイよりもずっと人口が多いですが、タイは大陸の中の一国で、今は周辺国とのハブ的な役割ももっています。
ここは重要な点ですね。
日経アジアICTカンファレンスは、今後も年3回ほどのシリーズで東南アジア各国を中心に展開されていくようです。
JISA国際部ももう少しこのイベントにコミットしながら、中堅・中小企業のITベンダーの皆さんにも参加して頂ける方向を模索していければいいな、と考えているところです。